memo(4) Administratorの復活とSUA
Administratorの復活
今回はWindows7のAdministratorアカウントに関係する話。
Vista同様、標準でAdministratorは無効だった。
前々回の日記でのSUAのインストールの際、libxpmのインストールに失敗したことを受けて、
今回はWindowsのAdministratorアカウントでlibxpmをインストールしてみようという試みである。
まずは、Administratorの権限を復活させよう。
Vistaと同様の手順で復活させることができると思う。
詳細は以下のページを参考にしてほしい。(検索したらトップに出てきた)
http://hehao1.seesaa.net/article/46860755.html
私はこの設定のあとレジストリをごちゃごちゃいじったが、おそらく必要ないだろう。
Administratorアカウントと「管理者として実行」
SUAのおススメ設定でインストールすれば、WindowsのユーザアカウントとSUAのユーザは同期すると思われる。
つまり、Windowsのユーザアカウント設定で新規ユーザを作るとSUAでもその新規ユーザを扱えるということだ。
しかし、SUAでAdministratorになるためには上記の作業が必要になる。
上記の作業なしではsuコマンドでAdministratorになれなかった。
また、コマンドプロンプトやシェルを「管理者として実行」すると、
現在のWindowsのユーザアカウントで実行していることになっている。
試しにシェルを「管理者として実行」して"who am i"と入力してみれば、
現在のWindowsのログインアカウント名が出てくるはずだ。
このことから、「管理者として実行」というのは一時的にAdministratorアカウントになりすましてプロセスを実行するものではなく、
現在のアカウントに管理者権限を一時的に与えてプロセスを実行するものだと考えられる。
Administratorでlibxpmパッケージのインストール
前回失敗したlibxpmをインストールする。
まずはWindowsのログイン画面でAdministratorアカウントでログイン。
つぎに、SUAの任意のシェルを「管理者として実行」。(必要ないと思われるが、なんとなく気になったので念のため)
そしてlibxpmをインストール。コマンドは以下のものでいいんじゃないかな、たぶん。
$ pkg_update -L libxpm
すると、既視感のあるエラーメッセージ。
内容は前々回と似たり寄ったり。(http://www.suacommunity.com/forum/tm.aspx?m=15913&high=libxpm)
ただし、エラーメッセージが減っている。
tarが関係するエラーは相変わらずだが、他のエラーは解決したみたい。
そしてメッセージの最後には"Done."の文字。
どうやら、インストールできてしまったようだ。
emacs
さて、emacsは使えるようになったのだろうか。
% emacs
Warning: locale not supported by Xlib, locale set to C
Fatal error (11).zsh: segmentation fault (core dumped) emacs
%
相変わらず起動しない。しかしメッセージが変わった。
ここでLANGが気になった。
% echo $LANG
win-ja_JP.windows-932
ほう、見たことない設定になってる。
試しに設定を変えてみよう。
% LANG=ja_JP.eucJP
% emacs
Warning: Cannot convert string "-*-courier-medium-r-*-*-*-120-*-*-*-*-iso8859-*"
to type FontStruct
Warning: Cannot convert string "-*-helvetica-medium-r-*--*-120-*-*-*-*-iso8859-1
" to type FontStruct
バッファ内の文字がすべて文字化けしている。
コンソールのエラーメッセージが関係しているのだろうか。